冬の里山 高丸山  2022年01月22日  
里山倶楽部四国編 

- 積雪の高丸山 ―

今日は快晴の予報。

快晴の剣山にも登りたいが、コロナが大流行している。

休日の剣山は、県外から大勢の登山者が来るだろう。

登山で伝染るという話はあまり聞かないが、リスクを犯してまで行くことはないだろう。

休日でもあまり登山者が居ない高丸山に出かける。



上勝町に入った所で、徒歩で出勤中の原田さんに出会ったのでご挨拶。

何時も元気な女性だ。

八重地から先には路面に雪が残っている。

走行に支障はないが、凍っている所もあるので帰りには気をつけよう。

高丸山の駐車場には一番乗り。

トイレの前には一台停まっていた。



新雪なのでアイゼンは不要だと思ったが、念の為に軽アイゼンを履く。

積雪が多いと危険な所も手摺が隠れる程は積もっていない。



お地蔵様に今年初めてのご挨拶。



ブナの広場の方は足跡が残っている。

先行者も旗立分岐経由で登ったようだ。

三ツ尾の峠方向へは、踏み跡はない。

新雪を踏んで歩くのは気持ちが良い。



子供達が植えたブナの子供達。

辛うじて育っているブナの側のダケカンバが倒れていた。

ブナの子供には被害がなくてホッとする。



気温がマイナスなのでダウンジャケットを着ていたが、少し雪道を歩くと汗びっしょり。

薄いウィンドフレーカーに着替える。

家内は雪道が好きなだけあって早い。

あっという間においていかれる。



神社分岐を過ぎると、木々の間から白銀に輝く剣山が見える。



急坂を二度ほど頑張って展望岩に着く。

ここ迄チョットした登りだったのに、息が荒くなるほどキツく感じた。



展望岩からの眺め・

一本ブナのピークも雪が多そうだ。



ドウダンツツジの多いコーナーからの眺め。

疲れが吹き飛ぶような素晴らしい眺めだ。



剣山をアップに



高丸山山頂着。

先行者は旗立分岐周りなので、まだ着いていないようだ。

今日はまだ誰も踏みしめていない山頂の感触を楽しむ。



目の前には雲早山。

その右には建設中の発電用風車が乱立する。

石井町も見えている。



雲早山縦走路にピークに向かう。

尾根は雪が深くて深い所は膝まで埋まる。



東尾根から登ってきた男性が勢いよく追い越していった。



ピークからの眺め。



剣山と高城山

雲早山



登り返して高丸山山頂へ。

土曜というのに誰も登ってこない。

景色を堪能しながらコーヒータイム。

何故シンドイ思いをして山に登るのかと聞かれるが、この至福の時を味わう為だとしか言いようがない。



ポカポカと温かくて風もない。

このままじっと座っていたいが、帰ることにする。

東尾根は相変わらず雪が深い。



ボコボコのツボ足も深く残っているので、歩きにくい所はシリセードで下る。



旗立分岐から旗立山を目指す。



この尾根も雪が多い。

車道に出ても雪がある。



東屋で昼食。

食後旗立山に向かう。

鹿の足跡が。

なにか楽しそうに遊んだみたい。



旗立山への道は埋まっていて、這い登る。



壊れた階段道は今日初めてアイゼンが役にたった。



雪が深い尾根道を進んで旗立山山頂。



そのまま尾根道を下る。



風車が乱れ建つ。



帰りはそのまま林道歩き。

雪の踏み跡がブルーに見える。

カナダのコロンビア氷河などでは、雪の割れ目が青く見えたが、こんな低い山でもブルーに見えるのだろうか?

光が透過しやすい雪は青く見えるのだとか。



不思議な青さだなあ。



沢筋の水が氷結していた。



駐車場に帰ってくると、プラドとフォレスターが停まっていた。

今日はポカポカ陽気の中、たっぷりの雪歩きを楽しむことが出来た。

明日は少し天気が崩れるらしい。





総歩行距離 7.1km

累計標高差 ±803m

総行動時間 5時間18分



里山倶楽部四国

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