冬の里山 柴小屋山2022年02月02日  
里山倶楽部四国編 

- タップリの雪が残る柴小屋山 ―

今日も良い天気の予報。

気温は少し低そうだし、雪山歩きには最高だと思うが、アキレス腱の炎症がまだ治らない。

アキレス腱に負担をかけないで雪歩きが出来る所は?

そうだ久しぶりに柴小屋山に行こう。

5日ほど前には真っ白になっていたが、暖かい日が続いているので溶けているかもしれない。



車道には雪など無いと思っていたら、悲願寺分岐を過ぎたあたりからはツルツル。

更に進むと完全にスケート場状態。

登りはなんとかなるけど下りは怖いなあ。



阿讃山脈は霞んでいる。

車道の雪は固く凍っている。

足首の保護バンドを巻いて簡易アイゼンを履く。



四国の道を登って行く。

誰の足跡も付いていない。



北斜面は白銀の世界。

雪が締まっていて歩きやすい。



尾根の雪は殆ど溶けている。



柴小屋山へ登るにつれて雪が多くなる。

トラバースは足を取られないように慎重に歩く。



柴小屋山頂上。



春を待つブナ



北斜面側だけ雪が残っている。

樹木の間から建設中の風車がゴチャゴチャと見える。



薬研谷への道は雪が深そう。



日が差してきて暖かくなったと思ってもマイナス1.2度だ。

鹿の足跡だけが残る大道丸頂上。



すっかり雪が消えた高丸山とまだ白い雲早山



頂上から更に続く道が気になっていた。

ちょっと行ってみよう。

キレイな良く踏まれた尾根道が続く。

図根三角点が有る。



ズット下って小さなピークを越えると舗装路に出た。



道は左へと曲がって更に奥に続いている。

大川原へと伸びている旭ノ丸・大川原林道だろう。

反対からも直ぐ近くまで伸びてきているが、何時繋がるのだろう。

噂に依ると、この少し先の土地の買収が出来ていないので、繋がるのは当分不可能だろうとか。

徳島はそんな道が多い。

繋がらなければ税金の無駄使いに終わってしまう。



また来た道を引き返す。



風車の見える日溜まりで昼食。

今日のお弁当はファミリーマート。

カツと焼き肉のボリュームが凄い。



シャクナゲの蕾はまだ少ない。



帰りに高根山に向かう。

北斜面は真っ白な平原が続く。



ちょっとした岩場を越える。

高根山へは立派な石段やこの鎖の岩場などが有る。

何のためにいつ作られたんだろうか。

神山役場に聞いてみたいと思いながらそのままになっている。



ちょっと雪が緩んできて歩くのに力がいるようになる。

誰の足跡もない高根山山頂に着く。



やっほう地蔵さんが有る。

去年の5月6日に来た時は無かったのに。

5月8日と書いてあるのであの後すぐに作られたようだ。



岩に登って高丸山方向を眺める。



ツツジに赤い芽が出てきている。



崩れた斜面にロープが何本も掛かっている。

やっと修復工事が行われるのかな。



3月には終わるようなので、崩れかけたところの樹木を伐採するだけでお終いかもしれない。



登山口に帰ってきた。

鹿の足跡が増えているだけで、今日は他に誰も来なかったようだ。

帰りは、道路が表面が少し溶けかけて更にツルツルになっている。

10キロ位のノロノロで降りていくが、曲がり角ではそのまま外側に滑っていきそうた。

ガードレールも無いので滑ってそのまま崖下に落ちたらシャレにならない。

ゆっくりゆっくりと帰る。

今日は稜線の雪は溶けてしまっていたが、それなりに雪歩きを楽しむことが出来た。

早くアキレス腱を直して剣山に行きたいなあ。



ユキワリイチゲはまだ蕾が多い。

この赤いのは?



今年は咲くのが遅れていたが、やっと一輪咲いていました。





総歩行距離 5.4km

累計標高差 ±478m

総行動時間 3時間52分






里山倶楽部四国

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