春の里山 竜王山  2022年04月17日  
里山倶楽部四国編 

- 竜王山 三頭越 イチリンソウ ニリンソウ ―

例年恒例の竜王山に今年も行くことにする。



杉王神社に来ると、まんのう町の町議選挙の準備中。

駐車のお断りをして出発。



登山口にはムラサキケマンやヤマルリソウが咲いている。



ユキモチソウは今年初めての出会い。

何時見ても可愛いなあ。

コバノミツバツツジの花は殆ど落ちている。



セトウチウンゼンツツジが綺麗だ。



胡椒の木の花が今頃咲いている。



山吹が満開。



?



尺善さんのお墓にお参り。



アケビの花が満開だ。



竜王山のアンテナタワーが工事中。



桜の花が咲き残っている。



畑の桃の花が満開。



春キャベツの苗が植えられたばかり。

今年は遅いなあ。



お婆ちゃんの桜は散って八重桜が満開。



三条神社にお参り。

シャガの花が咲き誇っている。



今年もお地神さんがお祀りされたようだ。



三条神社の由緒書。

安徳天皇が祖谷に逃げる時に、付いてきた家臣が此処で旗を横にして土着したとか。



ハナズオウの花が見事だ。



フデリンドウは沢山出てきているが皆蕾。



三椏の花は終盤。

ガマズミは蕾。



よく見かけるこの新芽はなんだろうか。



キランソウにハナバチが熱心に吸蜜している。

こんなのは初めて見る。



登山口にやってきた。



白とピンクの桜が満開。



満開の八重桜



横畑集落に多い祠。

ホウチャクソウに小さな蕾が出来ている。



ツルリンドウの葉が出始めている。

フデリンドウはまだ目覚めていない。



今年はユキモチソウが多い。



随分登ったと思うのにまだ300m。



ホトトギスとテイショウソウが出始めている。



ギンリョウソウも出始めたばかり。



ヤマシャクヤクの蕾は沢山あるが咲くのは数日後だろう。



ウスバヒョウタンボクの花が咲いている。



暫く待っていると陽を浴びてヤマシャクヤクの花が開き始めた。

初々しいヤマシャクヤクの花は素晴らしい。



ヒナスミレの花は殆ど散って残っている花は僅か。



アワコバイモはもう実になっている。



車道に出るとヤマルリソウとモミジイチゴの花。



ヤマフキが群生している。

茎は食べると美味しいんだけどなあ。

家内は面倒だからと摘もうとはしない。



一斉に若葉が出ているのはクロモジだろうか。



ヤマザクラがまだ綺麗だ。



ヤマザクラはもう見納め。



大好きな山桜の花を堪能することが出来て幸せ。



ヤドリギとミヤマハンノキの若葉。



濃い赤色のアカネスミレが咲き始めている。



ヒゴスミレと更に色の濃いスミレ。



クロバナアケボノスミレだろう。



峠で一休み。



縦走路を登って行く。



まだ桜が咲いている。

電波塔は塗装工事中。



急坂を降りていく。

可愛いシハイスミレが咲き誇っている。



平坦路になるとフデリンドウが咲いている。

白くて小さな花だ。

今年初めての出会い。



大勢の登山者がやってきた。

私のホームページを見ていただいている人たちも多く家内と話し込んでいる。

徳島の「山と友の会」の人達らしい。

ホームページです。

100人以上の大所帯で、里山からアルプスまで幅広く活躍されているようです。



急坂を登って阿波竜王山着。



四等三角点「阿波竜王」1059.8mがある。



今日は珍しく高松の街がよく見える。

正面に私達が住んでいた峰山とその右奥には高松市街のビル群。



先も長いのですぐに引き返す。

チゴユリはまだ葉が出始めたばかり。



お地蔵さんも久しぶり。



車道を引き返すとケスハマソウが咲き始めている。



アカネスミレも元気に咲いている。



まだフキノトウが



他の場所にもケスハマソウが咲き始めている。



ヒゴスミレと白花のシハイスミレ?



クロモジとニワトコの花



オカスミレかとも思うが、距などに毛が生えているのでアカネスミレだろう。



竜王峠に引き返し、一等三角点のピークに登って行く。



ピークには先程の山と友の会の方々が昼食中。

私達と同じ団地の方も居て暫くお話をしてお先に失礼する。



寒風越に着く。

ベンチに座って昼食。



食後、三頭越に向かう。

沢山あるのはヒナスミレの葉かな。

イチヤクソウの葉も沢山出ている。


1つ目のピークを降りると男性がやってきた。

地図を持っているのでお聞きすると、高校総体の下調べに来られたそうだ。

ミツバツツジがまだ綺麗だ。



3つ目のピークは脹脛が悲鳴を上げる。

登りきってベンチで一休み。



縦走路にはアベマキの木が多い。

コルクの木と呼ばれていて、戦時中はコルクの代用に使ったらしい。



最後の坂を登りきると四等三角点「久保谷」913.1mの有るピーク。



急坂を降りてちょっと登ると三頭越に着く。



お二人が休憩されていた。

真鈴峠から縦走してこられたらしい。

また直ぐに引き返していかれた。



猿田彦とアメノウズメのご夫婦の石像。

江戸時代に建てられたそうだが、運んでくるだけでも大変だっただろうなあ。



安政4年に建てられた大鳥居。

阿波から讃岐に向けては「金毘羅大権現」

讃岐から阿波に向けては「三頭山大権現」の扁額掛けられている。



久保谷に向けて降りていく。

ウグイスカグラの赤い花が可愛い。



白花のシハイスミレと群生していたヤマルリソウ。



山道を下っていくとニリンソウとイチリンソウの花が群生している。



ニリンソウは二輪並んで咲いているのは珍しいのだが、此処では二輪揃って咲いている花が多い。



ヒトリシズカも咲いている。

アワコバイモは実になっている。



初々しいニリンソウは可愛い。



二輪の花が咲いているイチリンソウも多い。



ヤマルリソウとミツバツチグリ



登山道を下っていくと益々イチリンソウとニリンソウの群生が多い。



ネコノメソウとタニワサビ



裏がピンクのイチリンソウ。



表から見ても少しピンクに見える。



可愛いなあ。



登山道脇に一面に咲いているが見飽きることがない。



ハシリドコロとピンクのニリンソウ



二輪のイチリンソウとニリンソウ



ユキモチソウとチャルメルソウ



ウワバミソウとタニワサビ



嫌になるほど沢を渡る。

家内が水中の岩を踏んで滑った。

幸い、転倒することはなかった。

花筏かな?



広場に出てベンチで休憩。

ルリタテハが飛んできて留まった。

足元にはカキドウシの花。



谷の入り口の祠や 石仏にお参り。



石仏には慶応四年と刻まれている。

しかし、信濃国善光寺とか紀伊の国一番とか陸奥南部四番とか彫られているのどうしてだろうか。



元治元年に、明神川に道を通じた記念碑。



三頭山越えの道を元治元年(1864年)に開拓した記念碑

安政四年(1857年)三頭越の大鳥居が出来てから7年後くらいに讃岐と阿波へと道が通じたようだ。

幕末の動乱の時代に大工事が行われたんだなあと思う。



新緑を楽しみながら車道を駐車場まで帰る。

道端にはユキモチソウが多い。

班入りのユキモチソウもあった。




満開のイボタノキを過ぎると杉王神社着。

今年も、イチリンソウ、ニリンソウの大群落を見ることが出来て大満足。





総歩行距離 14.4km

累計標高差 ±1,258m

総行動時間 7時間28分




里山倶楽部四国

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