夏の里山 大川原高原  2022年07月17日  
里山倶楽部四国編 

- 大川原高原 ノリウツギ ―

7月に入ってから体調が悪い。

微熱が続き頭がスッキリとしない。

コロナかと思って抗原検査をしたが陰性だった。

熱中症の後遺症かもしれない。

しかし家で毎日籠もっていると益々体調が悪くなる。

今日は久しぶりに良い天気の予報なので大川原高原を散歩しよう。

大川原高原に向かうと、風車建設用の清水建設のプレハブ作業小屋は撤去されていた。

もう道路の補修工事は終わったのかな。



大川原高原のアジサイは少し盛りを過ぎたようだがマダマダ綺麗だ。

しかし、以前と比べて花の数はビックリするほど少ない。



ヒルトップハウスとアジサイ



ガクアジサイがちょうど見頃。



朝が早いので誰もいない。

空気が冷えていて気持ちが良い。



一軒茶屋では店開きの準備中。

ドローンの受付とはなんだろうか?

ウツボクサが咲いている。



ノリウツギが咲きはじめている。



夏空に純白の花がよく似合う。



ツルウメモドキの実が出来ている。



アジサイ谷のアジサイはやはり枯れ果ててしまったようだ。

標高が高くなるとノリウツギはまだ蕾が多い。



牛くんが気持ちよさそうに「ウンモ~」と鳴いている。



メギの実が大きくなってきた。

もう少しすると真っ赤に熟すだろう。



徳島市内はガスっている。

雲早山方向は意外とくっきりと見える。



高鉾山本峰方向と高丸山



山の神様にお詣り。



シュンジュウギクが咲いている。



緑濃くて薄暗いアワノミツバツツジのトンネルを通って旭ヶ丸頂上。



アオテンナンショウに実が出来始めている。

ヤマボウシの実がニョロっと伸びている。



西尾根を降りて鉄塔広場へ。



この景色も見慣れてきた。



雲早山と高城山



焼山寺山と焼山寺。



シコクママコナはまだ蕾も出ていない。

シラキに緑の実が出来ている。



不動峠のお不動さんとお紋の墓にお参り。



クサアジサイは花が終わってしまった。

フタリシズカも実になっている。



トチバニンジンはまだ蕾。

コウツギは花が終わっている。



コウツギは実も小さい。

右は普通のウツギの実。



トラバースの道をエンヤコラと登って高鉾山本峰。



ヒメシャラの花も散ってしまった。

木彫りのウサギ君はまだ枝にいる。



稜線を行くとカナクギノキやミツバツツジが茂って狭く感じる。

サルナシのツルが伸びている。

このサルナシのツルはシラクチカズラと呼ばれて祖谷のかずら橋に使われているらしい。

20年物から40年物の葛が使われているらしい。



ウマノスズクサの花は少なくなっていた。



沢山の実がぶら下がっていた。

図鑑に見る花や実と少し違うと思っていたら、これはオオバウマノスズクサらしい。

もう少しすると実がはじけるらしい。



サルナシのツルが伸びて小さな実がたくさんできている。

キウイの現種なので同じ味がするらしいが、ビタミンなどはズット豊富らしい。



まだ回っていない風車。



オンツツジの群生地から車道に降りていく。

標識が新しくなっていた。

黄色いきのこがニョキニョキ。



車道脇にはタケニグサが群生している。



高鉾山に向かうとシロモジの実が沢山落ちている。



高鉾山頂上。



今日もツマグロヒョウモンの雄が占有活動をして雌がやってくるのを待っている。



まだ昼食には時間も早いので早々に下山するとヤッホーさんが登ってきた。

梅ノ木峠や展望岩の登山道はまだ残っているらしい。

天ガ滝への登山道も歩くことができるそうだ。

また涼しくなったら歩いてみよう。



車道に出ると大川原・旭ノ丸線の標識が出来ていた。

大川原高原からここまで3.5kmらしい。

オトギリソウが咲きはじめている。



アケボノソウはまだ蕾もない。



アスファルトが剥がされて、簡易ガードレールも撤去されていた。

元の道に原状復帰するらしいがアスファルトを剥がさなくてもなあ。



シラキの実が色付いてきている。



ヤハズアジサイが満開。



黒いカワトンボは、ミヤマカワトンボだろうか。

翅が黒っぽくて透明なので違うかも。

普通のアサヒナカワトンボかも。

体色が茶色なのはあまり見たことがない。



チャボホトトギスの葉が出てきている。



この満開の花は?

シラキの花のようだが時期が少し遅い。



此の花は?



オニヤンマ類は高速で飛び回って中々撮影できない。

しかし、何を思ってか足元にやってきてジッとしているのもある。

まるで、きれいに写してねと言っているようだ。



眼と眼の間が離れているので、コオニヤンマだ。

ヤンマ科ではなくて、サナエトンボ科。

緑の目の中の黒い部分は偽瞳孔。

多くの複眼が私を見つめていることがわかる。

 

天才バカボンの、おまわりさんの目のように引っ付いているのがオニヤンマ。

トンボの目は何万個もの複眼で、夫々違うものを見ていて脳の中で合成している。

その為動体視力に優れて獲物の行動予測をして捕食するらしい。



駐車場に帰ってくると、縁日のように人と車が増えていた。

一軒茶屋では、ライブまでやっている。

帰りの車道でもドンドン車が登ってくる。

昨夜のテレビで大川原高原の紫陽花が何度も紹介されたからだろう。

帰ってシャワーを浴びると疲れがドット出てきた。

ほんの少し歩いただけなのに、やはり体調がもう一つなのかもしれない。

おまけに久しぶりに歩いたせいか、痛めていた足首が腫れてきた。

困ったものだ。

早く涼しくなれば良いのになあ。




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