冬の里山 大川原高原 雪遊び  2022年01月14日  
里山倶楽部四国編 

- 大川原高原 久しぶりの大雪 ―

前歯に薬を詰めてから一週間経った。

数日前から痛みが消えて、朝食のトーストも美味しくいただけるようになった。

やはり歯は大事だなあ。

昨日は一日中冷たい雨が降って、時折粉雪も降った。

お山はきっと雪だっただろう。

天気もまずまずのようだ。

こんな日には剣山などの高山で雪歩きをしたい。

しかし、剣山や雲早山では風速19m/秒くらいの強風が吹くようだ。

昔なら、気にしないで登ったが今では一寸躊躇する。

強風でも問題のない大川原高原に行くことにする。



国道438号から大川原高原へと進むとすぐに雪が出てくる。

車は可也通っているが凍っているようだ。

少し進むと、大きな除雪車が除雪中。



一軒茶屋の駐車場に来ると一台も停まっていない。

風がビュウビューと吹いて雲が早く流れる。

ゲートを越えるとまっさらな雪。

誰も歩いていない処女雪を歩くのは気持ちが良い。

この足跡は家内



ドウダンツツジの遊歩道では樹木の雪がまだ残っている。

積雪は20センチくらい。



風が強く雲がすごい勢いで流れていく。

風車は止まっている。



ドウダンツツジの遊歩道に来ると、積雪は20センチ位。

風紋が出来ている。



雪溜まりでは1m以上積もっている。



青空が広がってきて雪が輝く



振り返ると



凄い吹き溜まり。

家内は、何時もなら踏み込んでいくのだが、あまりに深そうなので躊躇している。



風車も景色と溶け合っている気がする。



段々雪が深くなる。

膝上まで埋まるようになる。





ドウダンツツジにもモコモコの雪



雪庇が発達している。



雪が固くて足を抜くのに苦労しているようだ。



展望台前のベンチも雪が蒲鉾のように積もっている。



展望台から徳島市街方向



山の神様も雪に埋もれている。



前掛けにも雪が積もって寒そう



春にはピンクに染まるツツジのトンネルも雪国のようだ、





旭ヶ丸頂上の三角点も雪の下。

気温はマイナス3.1度。



西尾根に来ると、吹き上げる風が強かったのか大きな雪庇ができている。



こんなに雪庇が発達しているのも珍しい。



東宮山と焼山寺山その奥に高越山



更に奥には大川山だろうか?

冠雪した阿讃の山並みが見える。



更に雪が深くなり、腰下までのラッセルとなる。

鉄塔広場も雪が深い。





高丸山はあまり白くない。

風車はもう全てが建ったようだ。



柴小屋山の奥に見える雲早山は真っ白。

発電用風車の群れ。

ランダムに建った様子は何か雑然としてゴタゴタして見える。




モコモコのツツジ



雪の枝が垂れて気を付けないとドサッと落ちてくる。



不動峠の石仏も雪の中。



トラバース道は雪に覆われて、よく探さないとわからなくなっている。



鹿の足跡が付いている。



高鉾山本峰頂上着。

誰の足跡も付いていない雪原を歩くのは楽しい。



ベンチには40センチくらいの雪が積もって、蒲鉾状態。

高級ソファーのようにも見える。



フカフカ雪を踏んで稜線を行く。

トナカイの角のような雪の枝。



アセビの赤い新芽に真っ白な雪。



一号風車がそそり立っている。

デッカイ。



支柱が80mも有るだけあって見上げるような高さだ。



作業小屋やトイレなども建っている。



もうこの景色が当たり前の風景となってしまうのだろうなあ。

中津峰山にも、この風車より更に巨大な風車が建設予定されているが、嫌だなあ。



寒くなってきたので下山。



車道に出ると荒々しく除雪されていた。

高鉾山までの道も雪は深い。



高鉾山山頂のベンチも雪に埋もれている。





勝浦方向



絶妙なカーブが綺麗だなあ。



勝浦町



阿南市



東九フェリーがやってきた。



雪の中に座って昼食。

食後の珈琲とデザート



食後、車道を帰る。

気温はまだマイナス。



重機が2台で除雪している。

家内がまだ雪山歩きを楽しみたいと言うので、四国の道を登り返す。



不動峠からトラバースへ。



トラバースも雪が多く、雪で垂れ下がった枝があたって頭から雪だらけになる。



車道に出るが、私達以外に誰の足跡もない。

車の轍は多く有るので、走りを楽しみに来た人は多いようだ。

帰りの車道は、舐めるように除雪作業中。

風車工事車両が通れるようにしているようだ。

しかし、除雪しても日陰では凍っている。

可也下った所で、新しい四躯がスリップして上がれなくなっていた。

いくら四躯でもノーマルタイヤで、凍った大川原高原に来るのは無理だ。

まだ雪は多く残っているので、週末は多くの人が雪歩きを楽しみに来ることだろう。

今日は、久しぶりにたっぷりの雪歩きを楽しむことが出来た。

近くで、このような楽しみがあることに感謝。





総歩行距離 6.4km

累計標高差 ±463m

総行動時間 五時間七分




里山倶楽部四国

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