春の里山 中津峰山  2022年06月03日  
里山倶楽部四国編 

- 中津峰山 エゴノキ ―

朝起きると既に大谷君が3本もホームランを打たれて負けていた。

調子が良くないなあ。

天気が良さそうなので軽く何処かへ行こうと思っていたら、家内が中津峰山に行きたいと言う。

エゴノキの花が気になっているようだ。

しかし、気温が高いときの中津峰山はちょっとキツイ。



金谷の駐車場に着くと、ガラガラ。

ヤマゴボウの花が咲き始めている。



栗の花が咲いて、キツイ匂いが漂っている。



枇杷の実は美味しそうに熟れている。



みかんに小さな実が。



ユキノシタも満開。



金谷神社から登っていく。



登り始めは一寸急坂。

見上げるとネジキの花が咲いている。



ヤマモモの大木まで来るが、ヤマモモの実は少ない。

ホトトギスが忙しく泣いている。



朝早いというのに気温が高い。

ヤカン峠を過ぎると涼しい風が吹いてくる。 

もう二人の女性が降りてきた。

ご兄弟かな。



新しい電力鉄塔が青空にそびえている。

ヤマツツジの赤い花が綺麗だ。



ソヨゴに小さな蕾。

アオモジには小さな実が出来ている。



伐採地に植えられた桜の枝は全て折られていて痛々しい。



葉もすっかり無くなって枯れるのを待つばかりだ。



いつもの処にヤマツツジが綺麗に咲いている。



トンボそうだろうか。

最近、咲いているのを見たことがない。



ガマズミの花がやっと咲き始めた。

上の登山口のベンチで一休み。



気温は19度くらい。



マムシグサとアオテンナンショウが並んで咲いている。



五滝分岐を過ぎて、エゴノキの多い所に来るが、ホンの少し散っているだけ。

もう花の季節が終わったのかなあ。



如意輪寺分岐まで来るとエゴノキの花が沢山散っている。

見上げると高い所にビッシリと咲いている。



毎日登っていると言うオジサンが元気に降りてきた。

毎日登るのは大変だ。

気温は22度に上がってきた。



少し登るとエゴノキの花が鈴なり。



何時ものベンチでまた一休み。

暑い時は水分補給が大事。



涼しい風が気持ちが良い。

汗もかくことがなく天津神社着。



天津神社に御参りして中津峰山頂上へ。



中津峰山山頂は貸切状態。

最近登山者が減ったなあ。



マユミの花がビッシリと咲いている。



ヤマツツジとガマズミの花。



展望台に向かうとツルリンドウの蔓が伸びている。

ヤマツツジにクロアゲハ。

モンキアゲハが飛び回っているが留まらないので撮影できない。



徳島市街は霞んでいる。



気温は24度とそう暑くない。

少し早いが昼食にする。

ナツハゼの花は少なくなった。



食後、ヤマツツジの咲く道を下っていく。



ヤマツツジはまだ蕾も多い。



サラサドウダンツツジが可愛く咲いている。



今頃ウツギの花が満開。



スイカズラのピンクの蕾もかわいい。



道端に生えている少し小さな花のツツジはヤマツツジか植栽かが良く分からない。



車道脇にはウツギの花が真っ盛り。



ウツギとスイカズラ

セミが鳴き始めている。

随分と早いがハルゼミとは違う。

ヒグラシだろうか。



キブシの実が沢山ぶら下がっている。

ブドウのようだが苦くて食べられない。

タンニンが多いので昔はお歯黒に使用していたそうだ。



ヤブウツギが少し咲いている。

ウラシマソウは花が終わっている。



見上げるとエゴノキの花が満開。



サワギクが咲き始めている。



アサヒナカワトンボが飛び回っている。

まだ胴体は金属色で白くなっていないので若い個体だ。



少し大きなミヤマカワトンボと少し白くなって成熟してきたアサヒナカワトンボ。



ミスジチョウがヒラヒラと飛んできた。

ジット見ていると太ももに留まってきた。



蝶はよく体に留まりたがるが、密も水分もないのに不思議だなあ。

蝶が体に留まるのは幸せの兆候だとも言われている。

しかし、彼らはタンパク質が分解して発する臭いにも寄ってくる。

真夏の、汗だくになった人間の体はチョウにとって「おいしそう」らしい。

私が蝶に好かれているのではなく、汗臭い匂いに引かれてやってくるらしい。



イボタノキの花と赤磐の滝



ジンジソウの葉とユキノシタ



ツリバナの青い実と咲き残ったガクウツギ。



イボタノキとイワタバコの葉



今年は随分と遅く咲いたガマズミの花



ヤマゴボウの花もピンクに色付いてきている。



帰りの急坂で家内が根っこに躓いてひっくり返りかけた。

2m程オットットとなって木に掴まって事なきを得た。

後ろから降りてきていた若い男性が驚いて居た。

家内の右足は靭帯が切れているので踏ん張りが効かない。

注意しないとまた骨折してしまう。



何とか無事に降りてきて怪我がなかったことを金谷神社でお礼を言う。



駐車場手前にはサボテンとホタルブクロの花が咲いていた。



やはり車が停まっていない。

暑い時期の中津峰山は敬遠されるのかな。





総歩行距離 11.3km

累計標高差 ±957m

総行動時間 6時間13分




里山倶楽部四国

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