春の里山 気延山  2022年03月13日  
里山倶楽部四国編 

- 八倉比売神社春季大祭 気延山 ―

史跡公園の蜂須賀桜の開花を楽しみに気延山の散策に出かける。



駐車場脇の蜂須賀桜が見事に咲いている。



空が明るければもっと綺麗なのだけれど。



椿の花が少し咲いている。

今年は花が少ないなあ。



八倉比売神社にお詣り。



本殿の扉が開いている。

今日は春季大祭で太々神楽が奉納されるらしい。

社務所でお聞きすると11時30分から開催されるらしい。

今は9時14分なので、2時間16分後だ。

急いで歩けば帰って来れるかな。



剣山は霞んで見えない。

もう雪は溶けてしまったかなあ?

五叉路の休憩所では大勢が休憩中。



何時もよりも馬力をかけて気延山山頂。



10時過ぎには峠のお地蔵さんに到着。

これなら前山峠まで行くことができそうだ。



更に馬力をかけて前山峠着。

10時19分。



やはり剣山は霞んで見えない。

お地蔵さんにお参りしただけで引き返す。



途中の鉄塔広場で、勝浦熟成ミカンでチョット休憩。

喉が渇いていて二個をぺろり。

体が火照っている時のミカンは美味しい。



一生懸命歩いたおかげで、11時22分八倉比売神社着。

神輿庫の扉が開いている。

此処のお神輿を見たのは始めて。



神事の準備が整っている。

可愛い巫女さんが二人待機中。



お神楽が始まった。

八倉比売神社には天照大神が祀られている。

岩戸に隠れてしまった天照大神に再び出ていただくために、 岩戸の前で天鈿女命(火之御子社ご祭神)が舞い踊ったのが 「神楽」の始まりといわれている。



太々神楽は、諸悪や災いを打ち払う舞、五穀豊穣を祈る舞、愛らしい巫女の舞、

仮面をつけた舞や剣を使った舞、そして天の岩戸開きにちなんだ舞など
が奏上される。



女面千早緋袴姿の水波乃売神が四方の水瓶に天水を注ぎます。



可愛い巫女さんの舞が厳かに行われる。



清純な少女が、手にした神鈴を振り神前を清々しく祓い清めます。

緋の袴と白の舞衣を身につけ、宝冠をいただいた巫女達が舞う姿は、あたかも春の野に蝶が戯れるようです。



宮司さんに依る大祓祝詞



鈴と笹を振りながら反閇の足捌きで邪を踏み破り、祓い清める。

両手に剣を頂いて四方八方の邪神をなぎ払う。

修験道の精神を最もよく表している豪快勇壮な舞だ。



タチツボスミレがたくさん咲き始めている。

満開の椿も有る。



アオモジが満開で、葉が出始めている。



東屋で昼食。

一生懸命歩いたのでお腹が空いた。

ジョウビタキの雄がやってきて私達を見ている。

もうすぐ北の地、ロシアのバイカル湖付近に帰っていく時期だ。



まほろば展望所で一休み。

木瓜の花が満開。



ヒサカキの花もびっしりと咲き始めた。



史跡公園までノンビリと歩いて帰ってきた。

八倉比売神社には幾度となく参拝したが、神事を見ることが出来たのは初めてだ。

なにか良いことがあるかな。





総歩行距離 9.3km

累計標高差 ±585m

総行動時間 4時間35分


里山倶楽部四国

ホームページにも是非お立ち寄りください