夏の里山 剣山  2022年08月10日  
里山倶楽部四国編 

- 剣山 キレンゲショウマ ―

体調不良などから剣山へキレンゲショウマを見に行くのが遅れていた。

これ以上遅れると花が終わってしまう。

両足首をサポーターで固めて痛み止めを飲んで見ノ越に向かう。

神山に入ると、赤白ピンクのサルスベリの木が満開。

神山や木屋平にサルスベリが多いことに驚く。



見ノ越の駐車場はあまり混んでいない。

気温は19度。



剣神社でお参りをしてから出発。



丁度宮司さんが朝のお勤めで祝詞をあげられていた。



モミジガサが咲きはじめている。



朝日に照らされた緑の葉が美しい。

ハガクレツリフネが咲きはじめている。



矢筈の葉の花はギンバイソウかな。

ツリバナの実が大きくなってきている。



リフトの試運転が始まった。



久しぶりの山歩きに息が切れる。

1600mの標識で一息入れる。



家内にドンドン遅れる。



ナナカマドが少し紅葉している。

オトギリソウが道端に咲いている。



何時もより疲れながら西島神社着。



雲海荘がきれいに見える。



次郎笈はクッキリと見えるが三嶺は霞んでいる。



西島駅着。

早くもベンチで座り込む。



刀掛けの松への尾根道を歩き始めるとシコクフウロが咲いている。

オトギリソウも綺麗だ。



シベの大きいのはタカネオトギリかな。



丸笹山から赤帽子山への稜線。



ナナカマドの実かなと思ったが、ガマズミの実のようだ。



大きな音がしてキャタピラー車でヒュッテのスタッフが降りてきた。

空き缶などのゴミをおろしているようだ。

今日は小鳥達の鳴き声が多いと言っていた。

レイジンソウはまだ蕾。



三嶺はまだガスの中。

霧氷の額縁になるカラマツは枯れたのかと思っていたが、緑濃くなっている。



刀掛けの松から行場に降りていく。



シコクフウロがたくさん咲いている。



ナナカマドの実とナンゴクミネカエデの実。



マルハナバチがシコクフウロやオトギリソウで吸蜜している。



カニコウモリが満開。



ガマズミの実が真っ赤。



上の道を行場に向かう。

ミゾホウズキがいっぱい咲いている。



イワアカバナとヒメフウロ。



可愛いヒメフウロが一面に咲いている。



この花を見ることが出来ただけでも剣山に登ってきたかいがある。



鶴の舞へと行ってみる。

シコクフウロが咲き誇っている。



ソバナの花が綺麗だ。



ツルギハナウドの花が多い。



アキノタムラソウとホソバシュロソウ



シコクフウロも群生している。



ホソバシュロソウ



オタカラコウとソバナ



シコクブシの蕾が出てきていた。



咲いていました。

キレンゲショウマとギンバイソウ。



盛りが過ぎているかと思ったが、マダマダ蕾も多い。



丁度見頃に咲いているキレンゲショウマ。



今年も見ることが出来てよかった。



大輪の花火のようなツルギシシウド



アキチョウジ



両剣神社の大岩



石灰岩の大岩の上にそびえる大樹の前で一休み。



テンニンソウと?

ノリウツギのようにも見えるが。



クロヅルが真っ赤だ。

赤くなった翼果がきれいだ。



源流の碑ととウワバミソウ



源流の滝とミゾソバ



カニコウモリが群生



クロヅルがあちこちに見られる。



お花畑分岐はカニコウモリの群生。



カツラの古木



サワグルミの大樹とオオヤマレンゲの保護区



苔が綺麗だ。



視界が開けると一ノ森分岐



トラバースを登っていく。



鹿の食害からかろうじて免れているナナカマドの紅葉は美しい。



直下のナナカマドやアカカンバは全滅。



避難小屋とリフト



コロナのため宿泊者以外は入れない。



広場では3名ほどが休憩中。

高城山はガスの中。



一ノ森守護竜は随分とやせ細ってしまった。

一ノ森神社にお参り。



白骨樹



ヒュッテ前から三角点へ。



三角点



三角点からの次郎、太郎。

三嶺はガスの中。



五葉松の下で昼食。

痛めている足首のアキレス腱が痛みだした。

また痛み止めを飲む。



昔はよく此の五葉松の下で食事をしたものだ。

少し早いけど久しぶりに木陰で昼食。

気温は24.5度。

涼しい風が吹き抜けて気持ちが良い。

下界は今日も35度だろうか。



頂上に向かう。

石立山が見えている。



一ノ森頂上で記念撮影。



剣山に向かって下っていく。

次郎笈頂上に人影は少ない。



急坂をヒイコラ登って二ノ森。



二ノ森神社から少し下って経塚森へ。



トゲアザミやタカネオトギリが咲いている。



シコクシラベなどは枯れてしまっている。



経塚森あたりは鹿の食害が一番ひどい。



シコクフウロとアキノキリンソウ



アキノキリンソウとてんとう虫



東のテラスへの道は足にこたえる。

途中で休んで来た道を振り返る。



やっと着いた。



木道から宝蔵石



ツルギハナウドが咲き誇る測候所跡から頂上へ。



三嶺が霞んでいるが顔を出した。

剣山頂上着。



次郎笈のたおやかな姿を見てから、ベンチで休憩。

初々しいキアゲハがミヤマクマザサで休んでいる。



さあ帰ろう。



気温はまだ25度。

ヒュッテに寄ると、佐那河内の歌姫「あいちゃん」がバイトしている。

8月一杯居るらしいが、ヒュッテ泊まりでないと見られない日の出日の入りの景色を毎日見ることが出来る。

羨ましいなあ。



本宮神社にお参りして下山。



トゲアザミは色が濃い気がする。

シコクアザミかもしれない。



今日は大剣神社経由で下山。



頂上直下の大岩。



眼下に西島駅が見える。



御塔石の間に次郎笈。

次郎笈は何処から見ても美しい。



大剣神社にお詣り。

天涯の花のモデルになった宮司さんと奥様は高知に住んでおられたが、お元気にされているのだろうか。



大剣神社にはソバナが咲いている。



今年も咲いていました。

白いシコクフウロ。



ノリウツギかなあ。



疲れた足に応えるゴロゴロ道を下ってやっと鳥居に着く。



邪魔なテキサスゲートがまだ残っている。



アサギマダラがヒラヒラと飛んできた。



西島駅で一休みしてから下山。

この実はガマズミか、オオカメノキか。



随分と疲れて剣神社着。

足首はもう限界。



足首の痛みがひどい。

今日も一日無事だったことのお礼にお参り。



駐車場はやはり空いていた。





総歩行距離 9.6km

累計標高差 ±1007m

総行動時間 7時間16分




里山倶楽部四国

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