春の里山 鶴林寺山 2022年03月12日  
里山倶楽部四国編 

- 春が足踏み 鶴林寺山 ―

松前堂の河津桜が満開だと言う。

鶴林寺道の遍路小屋の河津桜や蜂須賀桜も咲いているかもしれない。

チョット早起きしてよってネ市に向かう。



昼からは曇りの予定なので、晴れているうちにと松前堂前の河津桜を見に立ち寄る。



手前の背の低い河津桜は満開。

後ろの背が高い桜はまだ5分咲きだが、寒桜だろうか?



見事に満開だ。



綺麗だなあ。



今年も見事に咲いている河津桜に出会えて幸せ。



広場手前の寒桜は、5分咲きくらい。



寒桜は少し明るい桜色でかわいい。



よってネ市の駐車場に停車。

まずは、勝浦の熟成ミカン5kgを980円で購入。

安いなあ。

この季節の土日は帰りに買おうとすると売り切れが多い。

朝早くだと出荷に来ているオバちゃんから美味しくて安いのを教えてもらえる。

ついでに昼食用のチラシ寿司と巻寿司を購入。



生名谷川の桜はまだ蕾も出ていない。

川の中では、皆さんが草刈り中。

川船による花見を快適にするためだろう。



ユキヤナギやホトケノザが春の雰囲気をもり立ててくれる。



東林庵をお参り。



イチョウの古木は一時は枯れ掛けていたが、適切な治療で元気になった。

河畔の河津桜はまだ3分咲き。



ご夫婦のお遍路さんが休憩している。

マガモの夫婦は朝寝中。

野良犬などはいないのかな?



途中でお遍路のご夫婦が追い越して行った。



遍路小屋の河津桜はまだ殆どが蕾。



例年ならとっくに満開の道端の河津桜も咲きかけたばかり。



きれいに積まれた石垣の道を登って行く。



数年前に植えられた蜂須賀桜も立派に育って花をつけ始めている。



泉屋宇右衛門さんの15丁の道標と石仏。



コショウノキが今年も花を咲かせている。



先程のお遍路さんが休んでいる水呑太師に到着。

ご夫婦は高松の方で、今日は鶴林寺と太龍寺をお参りして帰るらしい。

ベンチで休憩。

勝浦熟成ミカンはジューシーで甘い。

疲れが一発に取れる。



鶴峠への分岐。

この辺から南北朝時代の古い道標が並んでいる。



車道を横切って登って行く。



那賀川の流れ。

中央に見える水井橋を渡ると太龍寺道を登って太龍寺へ。

しかし、南北朝時代の遍路道は左へとグルっと回って一宿寺から、かも道を経由して太龍寺へと向かっている。

なぜ大回りしたのだろうか。

太龍寺道に若杉山遺跡などが有り弥生時代から開けていたと思うのだが。



石畳の古い遍路道を述べっていく。



通夜堂跡



三つ並んだ石仏にお参り。



鶴林寺の駐車場到着。

沢山の県外ナンバーの車が停まっている。



鶴さんも同居している仁王門



鶴林寺到着。



まずは太子堂にお参り



石段を登って本堂にお参り。

お遍路さんが多い。

金髪の若い女性のお遍路さんも居る。



何時見ても立派な三重塔



鶴林寺山山頂に向かう。



すぐに引き返して三重塔広場へ。



よってネ市で購入したお弁当で昼食。

金時豆入りのチラシ寿司は徳島の味。



食後本堂前に出ようとしたらお遍路さんの大集団。

女性の先達さんの般若心経の読経に合わせて、大声で唱えている。



食後山門脇から奥の院への参道を下る。



表参道に比べて少し荒れている。

福良氏寄贈の丁石。



新しい距離表示。

滑らないように気をつけて下ると石仏が有る。



黒い羊歯はなんだろうか。

色々な羊歯が生えている。



新旧の道標。



一旦車道に出てからえぐれた参拝道を下る。



倒れた石仏があると登山口に着く。



観音様などの沢山の石仏が祀られている。

車道工事の時に集められたのだろう。



一休みして勝浦ミカンで喉を潤す。

出発して中津峰山頂上を見るとフライトパークから沢山のパラグライダーが飛び立っている。



タネツケバナの咲いている農道を下ると目の前に鹿背山が見える。

三角錐の綺麗な山だ。

横瀬富士と呼ばれるだけ有る。



鹿背山の奥には高鉾山と高鉾山本峰が見える。

この角度から高鉾山を見るのは初めてだ。



江戸時代のお墓や石仏が並んでいる。



円城寺の自動鐘撞堂。



お参りすると本堂前には立派なソテツが植えられていてピンクの実が出来ている。

ピンクのメダカが泳いでいる。



円城寺は戦国時代福良氏の城があった。



あっちゃんの家の前に出て車道を引き返すと沢山のお雛様が飾られている。



お雛様を見ながら歩くと楽しい。



会社の玄関にもお雛様。



桃の花も綺麗だ。

新しい勝浦病院はもうすぐ開院する。



パラグライダーが降りてきた。



キッチンカーが居るが場所が悪いのか誰も買いに来ていない。

坂本のひな祭りが明日で終わるので車で向かう。




境内に入るとハートの茅の輪が2つ連続してある。



花手水には赤いリボンが掛けてある。

素晴らしいプレゼント



茅の輪の向こうにお雛様



サルボボ忍者



石段のお雛様



本堂のお雛様。



恐竜と虎



フクロウのお雛様



鹿背山の頂上から降ろしてきた恵比寿神社



屏風のお雛様。



大通りに出ると、以前のように民家の前にはお雛様は飾られていない。

神社に全部集められているようだ。

以前、大根のお雛様があった家にはきれいに飾られていた。



ありがとうの人形



手掘りのトンネルを越えて寒桜を見に行くがまだ咲いていない。

境内に帰って子ども食堂のキッチンカーでイチゴあんみつを買ってのんびりと食べる。

ちょっとした贅沢な時間。



帰りに佐那河内のユキワリイチゲを見に寄る。



以前、沢山咲いていた所は葉も消えていたが、別のところで咲き始めている。





総歩行距離 9.2km

累計標高差 ±549m

総行動時間 4時間38分



里山倶楽部四国

ホームページにも是非お立ち寄りください